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 Posted by ミリタリーブログ  at 

007 リビング・デイライツ



あらすじ
00メンバーらによるジブラルタルでのNATOの演習訓練中、「スパイに死を」との標札とともに、004が殺害された。訓練に参加していた007ことボンドは暗殺者を追跡。死闘の末に暗殺者を倒す。

その後、ボンドはソ連が支配する東側のチェコスロバキアにいた。ソ連の重要人物コスコフ将軍から、ボンドを名指ししての亡命の協力依頼が英国情報部に入りその任務のために現地へ潜入していた。先に潜入していた同僚のソーンダースとともに、クラシック演奏会場から脱出したコスコフを援護する。そのとき、会場の窓からコスコフを狙撃する人物を発見したボンドは、それが演奏会にいた女流チェリストだと気づく。ボンドはとっさの判断で彼女が狙撃の素人であることを見抜き、あえて狙いを外し命を奪わなかった。そのことでソーンダースの叱責を受けるが、当初の目的であるコスコフ将軍の亡命はQの天然ガスパイプラインを使うアイディアによって、西側のオーストリアへの亡命に無事成功する。

OPテーマ:The Living Daylights

レビュー



 ロジャー・ムーアからバトンを受け取り、4代目ジェームズ・ボンドを襲名したのはイギリスの俳優ティモシー・ダルトンだ。後にシリーズのファンであった故ダイアナ妃から「もっとも原作に近いボンド」と評された本格派の俳優で、再三のオファーから新007を襲名した。

 ダルトンは過去のボンドに比べとても表情が豊かだ。例えばムーアがニッコリとするような場面で満面の笑みをこぼしたり、コネリーがちょっと脅す場面でも真剣に怒りをあらわにして殺意すら滲ませる。人間味があって好感が持てる。なおかつワイルドな風貌とシリアスさが光る演技力も兼ね備えているのだ。コメディ路線には向かないが、それはムーアが完成させたスタイルなのでハードなボンドの誕生は素直に喜ばしいことだ。



 リビング・デイライツの物語は00ナンバー達による訓練からはじまる。イギリス空軍のSAS相手に実戦さながらの様相だ。しかし00達を待ち受けていたのは正体不明の刺客。次々と仲間が倒される中、ボンドは難を逃れ犯人追跡をはじめる。車の屋根に上り、急こう配の中必死にしがみついて拿捕を試みるも取り逃してしまう。冒頭からものすごいアクションの連続だ。



 行き着く先では美女が待ち受け、そのままa-haの主題歌に入る。しっかりボンドイズムが継承されつつ、躍動感あふれる新ボンドに期待は高まる。



 次にボンドに課せられた任務はソ連から亡命するコスコフ将軍の手引き。未だ冷戦時代であった当時、こうした東西の対立はスパイ映画において絶好の題材だ。見事亡命に成功するも新たな刺客によって亡命者は連れ去られてしまう。実はこの将校と刺客はグル。偽りの亡命を計り、敵対するソ連の有力者プーシキン将軍の暗殺を促そうとしたのだ。Mはすっかりコスコフに騙され、プーシキン暗殺をボンドに命じる。しかしボンドの目は欺けない。この事件に疑惑を持ち独自に調査を進めていく。



 事件の鍵となるのはカーラという女流チェロリスト。彼女はコスコフ亡命の際、暗殺者として窓から狙撃を試みる「フリ」をしていた女性だ。実はコスコフと恋仲で、ストラトヴァリウスを貰ったり資金繰りをしてもらったり。彼女はコスコフを信用している。それを利用して情報、そしてコスコフをおびき出そうとボンドは彼女と行動を共にする。



 プーシキンの監視の目があったカーラ。ボンドは雪上をアストンマーチン・V8で駆ける。久しぶりのアストンマーチン、そして本格的な秘密兵器搭載のボンドカーに見てるこっちはテンションが上がる。驚きなのがホイールに搭載されたレーザー。並走する追手の車を水平に真っ二つ。なんじゃこりゃ!もちろん自爆装置付きで、Qの手元に戻る事は無かった。

 ボンドの秘密兵器として登場するフィリップス・キーホルダーもインパクトは負けていない。何と口笛に反応し、曲によってスタンガスが噴射したり爆発したりするのだ。



 車を降りて雪上からさらに逃走する2人。今度はストラヴァリウスのケースをソリ代わりに。センスのいい映画だ。



 その後プーシキンと会い、真実を確かめる。ボンドは嘘のプーシキン暗殺を演じすっかりコスコフ達を騙す。



 コスコフ(画像右)の仲間には武器商人のウィテカー(画像真ん中)、そして最後までボンドを苦しめた殺し屋ネクロス。なおウィテカー役の俳優は今後も007シリーズに役を変えて登場する。日本の芸人ジミー大西に似てるなぁ、といつも思う。



 その後カーラの裏切りによりコスコフに捕えられるボンド。しかしカーラすら手駒として見ていたコスコフは利用価値の無くなった彼女をもボンドと一緒にアフガンの基地に投獄。あわや一貫の終わりといったところで先の秘密兵器フィリップス・キーホルダーを使い脱出する。現地のムジャーヒディーンの助けで何とか逃げ切る。



 珍しいアフガンスタイルのボンド。それ以上に珍しいのは西側諸国とアフガンの協力体制。今の時世では絶対に見られない図だ。



 空軍基地で最終決戦を迎えるボンド。コスコフ達の資金源であるアヘンを積んだ輸送機を奪取して破棄を目論む。それを邪魔するコスコフとネクロス。ネクロスは決死の覚悟で輸送機に飛びつき、ボンドに迫る。死闘の末、アヘンと共に地面へ叩きつけられた。これまでやりつくされてきたアクションシーンだが、より洗練され既視感はない。

 その後ウィテカーを殺し、コスコフを逮捕。巨悪を一網打尽にした。最後はカーラとの再会で物語は終焉を迎える。エージェントとしてのボンドと1人の女性を愛でるボンド。二つの顔を演じきったダルトンの実力は本物だ。

 リビング・デイライツは僕が生まれた年の映画だ。前作「美しき獲物たち」からそれほど経っていないが近代化を感じさせる。それは主役交代による新しい波のせいだろう。惜しくも次作で降板してしまうダルトンだが、冷戦時代最後のボンドとしての大きな役割を果たす事ができる稀有な役者だということは、この作品で証明された。ちなみに僕はダルトンのガンバレル・シークエンスが一番好きだ。



 ボンドガールのカーラ。美しくも幼い不思議な女性だ。若干男に依存する体質っぽいのが怖い。

ミリタリー
※ここでは007が使用した銃火器を中心に紹介します。全部挙げてたらきりがない!



PPK/S
とうとうPPK/Sが007のプロップガンとして登場!なのだが使用しているのがPPK/Sであって設定はPPKのままっぽいような…。劇中でPPK/Sを指し8発撃ち終わったと言っていました。チャンバーに装填した状況でマガジンを満タンにするとPPKは7+1、PPK/Sは8+1…つまりどっちなんだ!?とは言えPPK/Sにも7+1のモデルがあるみたいです。



WA2000
ダルトンといえばコレ!ワルサー社が開発したマイナーなセミオートスナイパーライフル。マイナーといっても独特のスタイルからミリタリーファンの中にも愛好家が多い。約4年間で150挺しか製造されていないのにエアコキが存在するほど。以前サバゲーフィールドのDSKにて、P90に自作(?)のガワを取り付けてWA2000として運用していた猛者がいた…。



AKM
AK47の後継として開発されたソ連の自動小銃。軽量化、内部機構の変更、各部品の見直し等の改良により純粋に性能が向上している。着剣も可能。最終決戦の地がアフガニスタン、かつ新ボンドがワイルドなため良く似合う。エアガンではLCT等でラインナップされている。

以上。次回は「007消されたライセンス」になります。
  


2013年07月30日 Posted by ビスコ  at 17:52Comments(2)007

フォールディングナイフ

と、いうわけで昨日の記事に書いたとおり警察署へ連絡をしてナイフを持ち込み違法性の有無を確認していただきました。

結果から申し上げますと「違法性は無し」として所有の許可(?)をいただきました!没収されることもなく、もちろん画像を公開してもいいとのことです。自分で調べた限りでも、問題はなかったのですがこれで名実共に公開できます。




一応留意点として
・理由もなくみだりに携帯してはならない
・家で使用するときも注意してね
とだけ説明されました。僕の所有するナイフは折り畳み式ナイフに分類され刃渡りが8.4cmのため銃刀法二十二条に該当し、あまり家から持ち出さない方が賢明のようです。仮に自分で刃先を落として刃渡りを短くしても、軽犯罪にあたる可能性(こいつが曲者)があるため、やはり携帯するのはなるべく避けたほうが良さそうです。


元々、僕が「片刃です」という内容をブログに記載しなかったため、違法性のあるナイフでは?と読者様に疑念を抱かせてしまったのが発端でした。その件に関しましては深く謝罪申し上げます。

また今回、専門家である警察署員の方とお話しする場を設けて銃刀法に関する知識をより深めることが出来ました。これは僕の財産です。ナイフに限らず、エアガンやモデルガンといった「一歩間違えれば人を傷つける恐れのある道具」を扱う者として、知っておく義務があると改めて思いました。

もし自分が所持しているナイフやエアガンが違法性のあるものか疑問をお持ちでしたら、警察に相談することをおすすめします。無闇に規制をされているものもあり、納得のいかない部分もあるかと思います。しかしエアガンやナイフを正しく、法律を遵守した取り扱いをすることは義務ではないでしょうか。



さて、削除した記事を復元したいのですが、同じことを書くのは面倒なので今回はこれで。現在のナイフの状態は写真のとおりです。新しくダミー刃を成形して柄にセットし折り畳みが可能になったのですが、刃幅や微妙なサイズの違いで固定が緩く開閉補助のバネの恩恵がありません。まぁ撮影用だしいっか…。
  
タグ :装備


2013年07月29日 Posted by ビスコ  at 16:05Comments(0)エアガン・装備

ナイフに関する先ほどの記事に関して

本日公開したナイフの画像に関して、ご指摘をいただいたので一旦記事を取り消しました。

該当のナイフは入手する前に、法律に関する項目を調べ上げ違法性のないものだと判断した上で購入しました。

しかし指摘をいただいたことで、改めて調査致しております。

まず該当のナイフに関してですが「ダガーナイフ」に相当する両刃ではなく、片側は完全に切れない(包丁と同じです)ようになっている片刃となっています。なお購入先のショップURLはコチラです。

http://www.shop-online.jp/knife/index.php?PHPSESSID=cba11611557b59c92cd0f4a1b3af78ed

商品名には「飛び出し」とありますが折りたたみ機構をバネで補助しているライナーロック式ナイフなので、こちらも違法性はございません。

これは記事にて説明を不足した僕に落ち度がありますので、読者様にはお詫び申し上げます。

なお法律上では刃渡り5.5cm以上の剣(柄を付けて用いる左右均整の形状をした諸刃(つまり両刃)の鋼質性の刃物であって、
先端部が著しく鋭く、本来殺傷の用具としての機能を有するもの)の所持を禁じております。

ここで疑問なのが片刃であっても加工次第で諸刃(両刃)になりうる可能性がある場合は銃刀法に抵触するのかどうか、という点です。僕自身加工の知識も無ければ技術もないのですが、容易に刃を造ることは可能なのでしょうか。もし可能であれば包丁類も反対側に刃を造り剣として扱うことが可能となってしまいます。

この疑問を解決すべく、明日警察機関へ相談に行こうと考えています。もし違法性があった場合はナイフを処分、然るべき処置を受けます。反対に所持に関して問題が無い場合はもう一度同じ記事を(無論説明を加えた上で)公開致します。

もしこの件に関してご意見がございましたら、記事のコメント欄にてご連絡ください。  

2013年07月28日 Posted by ビスコ  at 17:44Comments(0)

007 美しき獲物たち



あらすじ

 ソ連国内でアメリカ製の半導体チップを持ち出した003が雪原で遭難。遺体から半導体チップを回収したボンドはソ連軍に追われるが、スキー&スノーボードで振り切って任務を果たす。

 003の死体から発見されたのはマイクロチップ。このチップは従来のものと違い、核爆発で発生する強力な磁気にも対抗できるものだった。製造元のゾリン産業が怪しいとにらんだ英国情報部はボンドにゾリンの内偵を命じる。そこでボンドはチップの製造元であるゾリン社を調査する。

OPテーマ:A View to a Kill

レビュー



 長きに渡ってジェームズ・ボンドを演じたロジャー・ムーア。彼は自身の老いを受け入れ引退を決意した。ムーア・ボンドの最後の作品となった「美しき獲物たち」は彼の集大成である。激しいアクションはほとんど遠望で「あぁスタントが演じているんだなぁ」と丸わかりなのだが、そんなことはどうだっていい。ムーアの有終の美を飾ろうと、あえてジェットコースタームービーに仕上げたスタッフ一同アッパレといったところである。



 まずはいつの間にか定着したスキーアクションで追手から逃れるジェームズ・ボンド。スノーボードもこなし、転がりながら飛びながらの連続で楽しませてくれる。行き着く先には美人エージェント。もちろん懇ろになってそのままOPの「A View to a Kill」が流れる。ファン垂涎の流れだ。僕は主題歌となったデュランデュランの名曲「A View to a Kill」が大好きだ。バラエティ番組「しゃべくり007」でもイントロが使われているので、若い人にも馴染みがあるだろう。



 ボンドの今回の任務はソリン社の企みを暴く事。ゾリンの所有する競走馬がレースで常勝不敗なことを糸口に、物語は進んでいく。実はこの競走馬にICチップが埋め込まれており、コントロールしてステロイドを供給する仕組みなんだとか。僕は正直、この設定いるか?と思う。ICチップの独占のためにシリコンバレーを壊滅させる下りが、なんと競走馬でインチキをしていたことなんて…しかし、中盤の競走馬を使ったチェイスを見れば納得。これをやりたいがための設定と言われても文句は無い。力強い馬の快走は画になる。



 ゾリン社の社長ゾリンはアカデミー助演男優賞 受賞のクリストファー・ウォーケン。頭のネジが取れた試験管ベイビーを的確に演じきっている。坑道で作業員である部下にウージーをぶっ放す姿は狂気そのもの。笑顔が素敵だが、こんな上司は持ちたくない。彼にとって人間はチェスの手駒と一緒。不要になったら切り捨てて目的を成就するのだ。



 そのゾリンよりも不気味なパートナーのメイ・デイ。奇抜な髪型と何とも言えない顔つきは一度見たら忘れられない。現実にいたら真っ先にノーサンキューなのだが、ゾリンもボンドも彼女を抱く。ボンドは任務上いたしかたなし、といったところだがゾリンは好みに適っているのだろう。終盤までボンドの先々で邪魔をするのだが最終的にはゾリンの裏切りに憤慨し協力関係となる。怨みを募らせたまま爆発四散した。



 今回は高所でのアクションが目立つ。しかも飛行機や崖といった少々現実味のない高所ではなく、エッフェル塔や巨大な橋の上など想像に難くない場所が多い。ハメ込み合成だとわかっていても、足のすくむような高さで繰り広げられる攻防は熱い。また終盤の湖決壊による流水もすごい。あのメイ・デイが思わず女性っぽい悲鳴をあげるのも頷ける。ちなみに演技ではなかったらしい。



 小粒な秘密兵器が職人技を見せる今作。一風変わった転写機や盗聴器が登場し、地味ながら絶大な効果を発揮する。その中でも監視マシン「スヌーパー」を使ったラストシーンはムーアボンドのジョークが効いてニヤリとしてしまう。彼は最後までユーモアなスタイルを貫き通した。



 これにてロジャー・ムーア政権の時代が終わる。あまりにも年のいきすぎたボンドとして、またアクション映画なのに主演のキレがないなどの理由で批判はあれど、僕はムーアボンドの中では美しき獲物たちが一番好きだ。年老いたからといってドラマに比重を置きストーリーを見せようとするのではなく、ジョークを交えてコミカルに軽快にキャラクターを徹底したプロの姿が見られるからだ。後半の市役所の火災から息つく間もないアクションの連続は007としての妥協が一切ない。



 余談だが、この頃のロジャー・ムーアが亡き祖父に似ている。そういった意味で親しみもあったボンドだが、続くティモシー・ダルトンも魅力ある俳優だ。しかし、その話しは次に取っておこう。



 コネリーの時代から、ボンドの良き理解者として影ながら支え続けてきたマネーペニー役のロイス・マクスウェルが今作で降板となった。マネーペニーを名乗るには高齢だからという本人の希望、だそうだ。マネーペニーはシリーズには欠かせないキャラクターの一人として、ボンドのように今後も役者を変えて登場する。しかし今のところマクスウェル並にチャーミングなマネーペニーは登場していない。可憐なドレスに身を纏い一つの時代が幕を閉じた。




 メインのボンドガールはタニア・ロバーツ演じるステイシー。地質学者であり、ゾリンの買収にも屈しない聡明な人物だ。とても美しいブロンド髪だが、これは撮影用に染めたもの。どうやったらここまで美しく染められるんだろう。西洋人の髪質、恐るべし。

ミリタリー
※ここでは007が使用した銃火器を中心に紹介します。全部挙げてたらきりがない!

レミントン M870



画像はエアガンの物。ショットガンと聞いて、これを思い浮かべる人も多いのでは?劇中では岩塩の弾丸を使っていたが、あまり威力はないようで、威嚇の効果を期待した代物だった。東京マルイからは夏にM870タクティカルが発売するが木製に換装できるキットも欲しいところ。

以上。次回は「007 リビング・デイライツ」になります。  


2013年07月26日 Posted by ビスコ  at 12:42Comments(0)007

7/16定例会inAGITO 後編

 と、いうわけで前回に引き続き火曜定例会の様子をAGITOさんより横領…ではなく拝借した画像を交えてお伝えします!

まず一枚目はゲーム中の僕の様子です。



あれ…

カッコイイ///
これ、もうボンドだよね?山梨が生んだ英国紳士(謎)のジェームズ・ボンドだよね?というかAGITOのカメラすげぇ!実物の5割増しにカッコよく映る!(AGITOブログの写真の皆さんもホレボレしちゃう)

こ、これは本物と比較する必要がある。というわけでドン!



あ、駄目だわコレ。月とスッポンですわ。

 思い上がりも甚だしいですね。ホント、比較しないで綺麗な思い出にしておけばよかった。
 加えてこの日一日PPKでのトータルHIT数はなんと2!戦力になってないですね…本物のボンドのビジュアルにも程遠いし…何がボンド店長だよ!もうただの店長だよ!

 もっと立ち回りを考えないといけない、と反省中。

 そして僕の不甲斐なさを尻目に、なんとジョソ・マクレーソがフラッグGET!身内では初めてのGETということで、僕も自分の事のように喜んでました。



 景品までいただいて見てください、このキメ顔!僕もマクレーソと同行してフラッグに肉迫していましたが、前回あと一歩で逃した彼に譲りました。あの時は色んな方の協力があって手に入れる事が出来たわけで、サバゲーってチーム戦なんだなぁ、と改めて思いました。

 

 もうホラ、ドヤ顔ですよ。ちょっと調子に乗りすぎですね…。

 

 こんな楽しそうな一幕まで…


悔しいから次は彼のマガジンの弾を全部抜いて出撃させます。

 
 午前中は暑さのせいもあってHITコールが小さい方がいたり、ちょっと防御力の硬い方も見受けられましたが運営スタッフ様の指導により午後は改善!一日を通して満足のいくゲームができました。(ゾンビ行為に関しては僕の使うPPKの威力が弱過ぎて気付いてもらえない、っていうパターンが考えられる場面もありました。もっと近づいて撃てるよう修練します!)

 最後はこの2枚



 昼休みに撮影したボンド店長in慰めの甲州(報酬)。必死な顔が鬼気迫るって感じでイイですよコレ。え、もしかして本物と比較しても遜色ないんじゃ…ドン!



人は過ちを繰り返す

 シチュエーションはバッチリなのに役者が…ダニエル・グレイグがカッコよすぎるんですよね。同じ生物とは思えない。



 そしてマクレーソは、日曜洋画劇場のCMで何度も見たあの名シーンに挑戦!現場は抱腹絶倒でしたが、今写真で見ると再現度が高くてびっくり!楽しかったな~。

 この2枚はもちろんAGITOフィールド内で撮影。場所がどこだかわかりますか?わかる方はかなりのヘビーユーザーですw

なおフィールド内での火器の点火や備品を使った撮影は全てスタッフ様の管理の下で行われています。フィールド内で許可なく取り扱うことを助長する記事ではございません。必ずスタッフ様の下で行いますよう、よろしくお願いします。

  


2013年07月24日 Posted by ビスコ  at 19:01Comments(4)サバゲ

UMAREX UMP&マルシン PPK



先日のサバゲレポでもちょっとだけ登場したUMPと初めて購入したモデルガンPPKです。

 まずはUMAREXのUMPから簡単な紹介。実は色んな整理のため手元にある長物は現在このUMPとM727だけなんです。インドアゲームばかり参加、そして夏になってガスブロを使い始めて「撃ってて面白い」を再認識したため、置き場所も狭くなり段々長物はタンスの肥やしになってしまい…それなら有意義に使ってくれる人に譲ろうと手放しました。購入予定のエアガンも全てガスハンドガンです。冬はどうしよう…。

 そんな中で購入した電動UMP。「007カジノロワイヤル」「007慰めの報酬」でボンドがサプレッサーを取りつけて使用していたため、気になっていた一丁でした。来る冬にも使えるインドアで扱いやすいウェポンという条件もクリアしていたので採用。
基本的に片手で撃っていたボンドですが、このUMAREX製なら不可能ではない!と思えるくらい軽いです。取り回しは最高。

 

 手前のピンポンチ1つでテイクダウンが可能。セレクターもカチッカチッ、っと小気味イイ。外装も綺麗にしつつチョイチョイチョイっとインナーバレル諸々を掃除。メカボはまた次の機会に。奥の凹凸がホップアップの窓になのですが、反対側のハンドルとは連動していません。こういうコストダウンは、カスタムベース銃として大歓迎です。



 このバッテリーを入れる機構が個人的に使いにくい。恐らくリポ化するんだけど、このままの状態だと収納できないとかなんとか…もう少し調べてみます。

 UMPはユーザーの中で溢れかえっていますので情報収集などは簡単ですね。奇抜なカスタムでもしない限りUMPに関する記事は需要がなさそうだけど、初めての中華ガンカスタムに挑むつもり(SVDは調整済みを購入してた)なので記録の意味も込めてレポしていきたい。



 さてPPK。エアガン、ガスガンでは発売していない為とうとうモデルガンに手を出しました。発火モデルですが手元に火薬が無い為ブローバックさせてません。見てるだけでホレボレします。質感はマルゼンのPPK/Sに勝りますね。トリガーやスライドの重さがたまらない。購入するまでは「BB弾が出ないトイガンwww」とか思っていたのですが、これは買いですよ。気分は007ですよ。サプレッサー欲しいな~…と言っても実はジェームズ・ボンドって劇中であんまりサプレッサー付けてないんですよね。でも欲しい。

 というわけで最近は実践的なエアガンよりも、コスプレ的な楽しみを見出した物を収集し始めています。サバゲをはじめた頃は何もかも新鮮で楽しかったのですが、今はまた違った方向性で楽しいです。雰囲気を楽しむ、シチュエーションを楽しむ。映画の1シーンに飛び込んだような気分です。それは一重に環境を用意してくれるフィールドがあるからですね。

 そんなワケで次回の更新はAGITO火曜定例会の後編になります!お楽しみに~。  
タグ :UMPPPK


2013年07月23日 Posted by ビスコ  at 18:00Comments(2)エアガン・装備

塗装に初挑戦!そして買い物へ…

 永らく寝かせていたM727アブダビカービンのフート塗装に着手しました。恐らく夏場はBHD装備しないだろうということで避けてきたのですが昨日は一念発起。初めてのペイント作業は手探りでかな~り雑な仕上がりになってしました。どうか温かい目で見てください。ちなみに目標はコレ↓





 まずは中性洗剤入りの水でジャブジャブ。汚れが浮き上がっているのを見るのって面白いですよね。洗剤のCMの「汚れが落ちるイメージ映像」大好き。こうやって表面を綺麗にすることで色が上手く載るらしい。



 使用する塗料はBLP MOBIL PAINTSです。今月に創刊したミリタリー雑誌「PEACE COMBAT」でも紹介されていました海外メーカーの塗料です。AGITOのショップ「SHOW CASE」にて購入したものです。TANとOLIVE DRABでレッツペイント!



 うおぉぉ重ね塗りしすぎちゃうーー、あああ途中で触っちゃったーーーーー、溝の部分に塗料が入っていかないぃぃーー
などと一人で悶絶しながら着色着色。レシーバー以外の部分はほとんど塗装なのでローテーションでハンドガード⇒ストック⇒グリップ…という風に。



 TANのみ塗り終わった状態。評判どおり速乾性に優れ初心者の僕でも使いやすい、と思いました。いずれ他の塗料と比較してみたいです。OLIVEは写真撮らなかったので一気に完成品へ。



デデーン! 失 敗 !

 とにかく雑、雑なんです。フートの持つM727もよく見ると色のムラとか目立つんですが「現地で急造したペイント」といった雰囲気が出ています。それを再現しようと思うとマスキングテープは着色が正確すぎて多用できませんでした。おかげで残念な仕上がり。



 紙ヤスリで塗料が厚いところを削り直して再塗装したら周りが厚くなったり、立てといたら何かの拍子に倒れて敷いていた新聞にくっついて…と素人丸出しの末です。

 色が少々明るいですが、これはこれでOK。というか陽の当たり方一つで見える色合いが違うので。またラインの色はOLIVEではなくブラウン系が正解なんであろうケド、どうもその2色とも使っている気がしないでもない。ブラウンを重ねるかどうかは、悩みどころ。

 今回失敗したと言いましたが、とりあえず塗りなおしの予定はないです。なんというか、初塗装ということもあって愛着が湧きました。どんな下手糞な塗装でも「世界で一つのデザイン」なんだなと思うと感動してしまいます。

 今後も精進して、また挑戦したいです。結論、楽しかった!

これから買い物へ行ってきます。買った物の紹介は後ほど~。  
タグ :塗装BHDM727


2013年07月20日 Posted by ビスコ  at 11:16Comments(3)エアガン・装備

7/16定例会inAGITO 前編


いただきマクレーン★

は?



ごちそうさマクレーン★

当日の昼食時、本当に言ってました…時代が乱世なら殴り倒してますね。

 さて行ってきましたAGITO定例会!メンバーは僕とシキの2名でしたが、当日は40人以上の参加者がいたので、色んな方と交流して寂しさゼロでした。いや恐らく一人で行っても寂しくないんだろうけど。

 もうAGITOしか愛せない体質になりつつ僕ボンド店長は今回も肌色の濃い(げ、原作のボンドは色黒だから…)ジェームズ・ボンドのスタイルで参加しました!



 スーツはスカイフォールで着用したものをイメージ、薄い青のYシャツに黒の格子柄タイ、茶色のベルトと革靴にオメガ・シーマスターのレプリカとこだわり抜いてます!手に持っているウェポンは当日にAGITOさんにて購入したUMAREXのUMPです。箱だしで1ゲームだけ使ったのですが、弾道は素直で飛距離も申し分なし。快調すぎて漏らしました!あ、笑みをね。

 終日ほとんどPPKで遊んだのですが、ゲーム中の写真はありません。またAGITOさんにUPされたものをお借りして、後日ゲーム内容も報告させていただきます。また動画も撮影したので、シキくんの気分次第で投稿すると思います。

 

 さてブログの更新も終わったし、ボンドガールでも探しに行くかな。

一方その頃シキ(マクレーン)は…



お疲れさマクレーン★

マクレーン(以下マ)「いやぁ~我ながら面白いな。ツボに入っちまったぜ(当日、ホントに一人でウケてました。正直、僕も笑いました)」

マ「しっかしホリィの奴、喧嘩したっきりどこに行ったんだ。俺は愛してるは言った事があるけど、謝ったことは一度もない男として折れるワケにはいかねぇんだよ」

ホリィ(以下ホ)「キャーーーーーーーーーーーッ!!!」

マ「今の声はホリィ?まさかホリィの身に何か?くそー言わんこっちゃない。勝手に一人で出ていくからだクソッタレめ!こうしちゃいられねぇ!」



マ「今助けに行くからなホリィ!無事でいるんだぞ!」

マ「くそう、悲鳴はこっちからだったぞ。どこにいやがるんだ!?」



マ「イピカイエ~、マザーファッカー!この中だな!?」

女性A「キャー!?汚れたランニングシャツを着た変態よ!」
女性B「性獣、性獣が現れたわ!」
(AGITOさんの更衣室のドアで撮りましたが、もちろん中には誰もいません)

マ「クソ!女子更衣室かよ!中にいるならいるって先に言え!くそぅ、一体どこに」

A・B「逃げられると思ってんのか変態!」
マ「よせ、やめろぉ、何する気だ、えぇっん!?お、押すな!うわぁ~!」



マ「体中いてぇよ~、くそう…ビルから突き落とすなんてヒデェことしやがる。
ホ「きゃーあああああーーーーあ!!」

マ「また悲鳴が!?今いくぞホリィ!あ、あんなところに。ああー動け、動けよマクレーン!ビルから落ちたくらいなんだ!」

ホ「キャーーーー!」

マ「ホリィィィイッーーー!」

ホ「キャーーー素敵ぃーーーー!」

ボンド「my name is bond.james bond.今夜一緒にどうだい?ステイ無し、よくシェイクしたウォッカマティーニでも。」

ホ「はい、是非♪」



マ「ほ、ホリィ…」ガクっ

以上、茶番でした。

撮影に協力してくれたAGITOスタッフの方々ありがとうございました!とても楽しかったですw

では、後編に続く…。

2013.07.18追記
記事のタイトルがAGITOさんのブログと紛らわしかったので、誤解を招かないよう少し変更しました。  


2013年07月17日 Posted by ビスコ  at 20:15Comments(2)サバゲ

GunSmith Aiにて

 ※この記事は先日上げるつもりで保留していたため、内容が若干古くなります。

 今日は③連休最終日!ハメを外して遊びまくっちゃうぞ~、と言いたいところですが接客業の僕には祝日も何も関係ないんですよね。てことで、午後からの仕事の前に新規移転オープンしたエアガンショップ「GunSmith Ai」さんにお邪魔しました!

 移転前に一度訪れた事があったきりなんですが、店長さんが覚えていてくれて良かった良かった。オープン記念イベント最終日というわけで、店内の商品の多くが値引きに。イベント初日から嫁に貰われていったエアガンも多かったのですが在庫は豊富で店内を見ているだけでも飽きないほど。あぁ初日にも行きたかった…。

 企画として用意されていたのが3万円福袋、6万円福袋と中々高価な代物だったのですが、内容はもっと豪華で運が良ければ東京マルイのHK416Dに加えてアレとソレとコレと他にも…!?妙な抱き合わせではなく、しっかりと有用性のある中身なので持ち合わせさえあれば挑戦したかったです。

 他にもオール中古ガスハンドガンの「ハズレなしクジ引き」が目玉で、僕は大分悩んだ挙句コレに挑戦しました。詳細は後述。またAiさんに来ると買い物とスタッフとのコミュニケーションの比率が歪みます。2時間以上居座ってしまいました。常連さんはもっと長居するそうですw今日も長野からいらっしゃってる方がいて、色々お話しさせて頂きました。

 また色々珍しい物も見せてもらって、物欲に拍車がかかってしまいました。明日はAGITO定例会なので相乗効果が働きテンション上がりました。また時間を見つけておじゃまさせていただきま~す。
 
 さてクジ引きでGETしたガスハンドガンの中身はというと…



 東京マルイ ハイキャパ5.1でした!ウッヒョーこれはカスタムベースにしたくなるぜ!もともとSVインフィニティやSTIイーグルといったガバの亜種も好きで、いずれ一丁欲しいなと思っていたのでラッキーでした。

 そして一緒にクジを引いた弟は東京マルイS&W M19 2.5inchでした!我が家に初リボルバーですね。



 しかし、ワケあって僕と弟でハイキャパとM19を交換することに…何でそんなことをしたかって?それはまた後日お話を。ではAGITO火曜定例行ってきま~す。

  


2013年07月17日 Posted by ビスコ  at 01:22Comments(4)エアガン・装備

思いついた事をペロペロ



僕が所持するマルゼン PPK/S メタルブラック ムービープロップは、どうもサバゲで使うには不向きなようですね。性能云々はさておき、ロット数が少なくセーフティレバーの脆弱性も相まってガンガン遊ぶには心許ないようで。

かと言って観賞用にもう一丁同じものを買うのは芸がないので今はマルシンより発売されているモデルガンに目を付けています。モデルガンならエアガンでラインナップされていないPPKもあるし、安心してマルゼンPPK/Sを使い倒せます。

ただPPKに限らずモデルガンの発火タイプは結構デリケートなようで、ちょっと手間をかけてメンテナンスしたり小まめな調整が必要だったりするみたいですね。それを面倒くさがらず愛着持ってできるのが、理想的なモデルガンユーザーなんでしょうけど、買ってみない事にはわかりません。そういった意味でも組み立てタイプにするか、完成品にするか悩みどころです。

次にgoogleで「山梨 サバゲ」と検索してみた話。自分のブログが何番目に出て来るかなぁっと思ったら全然登場しませんねw当たり前ですが。

しかし改めて見ると、山梨を拠点にしたチームが結構引っ掛かります。どこも意欲的にメンバーを募集していて、県内フィールドが少ない割に結構盛んなんですよね。チームによっては私有地を使った独自のフィールドを設けていたりして、羨ましい限り。

山梨は如何せん①私有地が多く、しかも売らない貸さない県民性 ②山が多く平地が少ない為フィールド建設に不向き ③時間帯によっては首都圏方面からのアクセスが悪い というマイナス要素があるためサバゲフィールドは作り辛い気がします。



山梨にもっとフィールドが増えて欲しい!という願望は県在住のサバゲーマーの皆さんが思っている所でしょうが、こうしてみると難しい問題ばかりですね。千葉はその辺りをクリアできる稀有な土地なんで発展目覚ましいですが、遠いのなんの…。いっそ静岡、長野に頑張ってほしいですが面積が大きいため隣県でもフィールドまで2~3時間の場所に作られたんじゃ一緒だし。

清里あたりにあえて高低差を設けた「ハンバーガーヒル」フィールドを作るとかw登山チームと頂上チームの有利不利が明確すぎてゲームにならないんだろうな~。

  


2013年07月12日 Posted by ビスコ  at 17:46Comments(3)雑談

あ、あれはジョン・マクレーン!?

やぁ、僕の名前はボンド店長。趣味はサバゲーとハリウッド映画の鑑賞さ!それにしても今日は暑いな…こんなに暑いと頭がボーっとして、マヌケ面で外を徘徊したくなるよ。


暑い上に暇だし、何か面白い事でもないかなぁ。美女がワルサーP38を振り回しながらルパン三世のテーマを鼻歌まじりに唱えている現場とか…おや、こんなクソ暑い中で誰か立ちつくしてるぞ?



タンクトップにカーキグリーンのスラックス、イーストAのM92用ホルスターってことは


ああああああ!も、もしかしてアナタは!?



ジョン・マクレーーーーーーーーーーーン!!!

さん、ですよね?なんか映画で見るよりも小さいというか、細いというか、迫力がないと言うか。

ジョン?「何を言ってやがる。NY市警のジョン・マクレーン警部補だ。オタクこそ何者だ?見ない顔だな」

いや、ここ山梨ですからマクレーンさんの方が浮いてますよ。その格好で出歩くとか勇者ですよね。そっちこそ何をしているんですか?日光浴?

ジョン?「実は家族で日本へ旅行に来ているんだが、またホリィと喧嘩しちまってな。くそ!思い出しただけでも腹が立ってきた!」

(懲りない人だなぁ)きっとホリィさんも今頃どこかで頭を冷やしてますよ。戻って仲直りした方がいいですよ。

ジョン?「そうしたいのは山々なんだが…その、何だ。ここらへんで銃を落としちまってな。見つからなくて困ってるんだ」



ええ!銃ってベレッタM92FSですよね?何やってるんですか、そんな大事な物…ていうか日本に持ち込まないで下さいよ!

ジョン?「そうギャーギャー騒ぐな。二日酔いで頭が痛いんだよ。ったく参ったぜ」

仕方ないですね。僕も一緒に探してあげたいんですが、あいにく暑いから嫌です。なので代わりにコレをどうぞ。



ジョン?「こいつは一体」

M9です。M92とは違いますが同じベレッタだし、もうソレでいいですよね。

ジョン?「いいわけねえだろ、このマヌケ!だがコイツは没収だ。一般市民がこんな物騒なもんを持ち歩くなよ。ムショで臭い飯を食いたいってんなら、返してやってもいいがな」

はぁ。別に元々あげるつもりだからイイですよ。持ってってください。その代わりに、なんかダイ・ハードっぽいポーズとって下さいよ!お願いします!

ジョン?「しょうがねえなぁ、ったく。一回だけだぞ。ほら、どうだ」



ニヤけてんじゃねえよ!このモヤシマクレーン!本当は偽物じゃないのか!?証拠のバッジ見せろよバッジ。

ジョン?「オークションでバカみたいな値段だったから買ってないんだよクソッタレ」

オークションってなんだよ!?マクレーンがPCで「支払は銀行振り込みでお願いします」とか書くわけねぇだろボケ!

ジョン?「なんだと!てめぇのお袋が見ても、てめぇが誰かわからなくなるくらいボコボコにしてやる!」


その後、ジョン・マクレーン風の男は立ち去った。なんでも今月の第三火曜AGITO定例会に参加するらしいので、彼が本物かどうかはその目で確かめてもらいたい。


CAST
ボンド店長………ボンド店長
ジョン?………シキ
  


2013年07月10日 Posted by ビスコ  at 19:06Comments(5)雑談

007 オクトパシー



あらすじ
 ボンドは中南米某国のトロ将軍に変装し、将軍が管理する高性能偵察機を破壊すべく侵入する。本物の将軍に見つかり一旦は拘束されるが、CIA女性アシスタントのビアンカの誘惑で敵兵を惑した隙に超小型ジェット機(通称:アクロスター)で逃走。地対空ミサイルに追尾されるものの、前述の偵察機の格納庫内をすり抜けた直後にミサイルが格納庫を直撃、結果的に任務に成功する。
 その頃、東ベルリンでピエロに成りすましサーカス団に潜入していた009は『レディーの卵(ファベルジュの卵)』(ロシア皇帝献上品)を持ち出したのを見つかり、投擲ナイフを特技とする双子の兄弟ミーシカとグリーシカにやられ、ベルリン英国大使館公邸に『卵』を持ち込み死亡する。

OPテーマ:All Time High

レビュー
 オクトパシーを迎える頃、ムーア=ボンドは円熟期に到達した。同時期に上映された「ネバーセイ・ネバーアゲイン」(コネリーが再び演じた007。イオンプロダクツとは無関係)を凌ぐ興行を収めたのは、製作会社の云々は抜きにしてもムーアがボンドとして確固たる地位に到達したことを物語っている。



 しかし円熟期ともなれば当然のように、衰退に差し掛かる。この場合、ムーア=ボンドのマンネリ感よりもむしろロジャー・ムーア自身の老いによるところが大きい。色香漂う英国諜報員を演じるには少々厳しい50代半ば。スタントアクションも目立つようになり、遠望でのシーンでは「これムーアじゃないだろ!」とはっきり見て取れるのが悲しい。そんな高齢ボンドに用意されていたシナリオは、007史上初と言ってもいい東西冷戦の直接対決だった。


 オクトパシーが上映された80年代前半のソ連社会主義に陰りが見え始め、肥大化しすぎた軍隊が縮小・解体へ向かい始める頃。駄目押しとなるアフガンでの悶着を前に傾き始めた台所事情は、映画の世界でも取り上げられた。登場する敵役の一人オルロフは、そんな時代に取り残された強硬派のソ連将校だ。オルロフはオクトパシー(ボンドガール及び多角事業団体)をスケープゴートにして富豪カマル・カーンと共謀、核爆弾を使った米軍基地の爆破を企む。米軍基地での事故に見せかけ、西側諸国の不信感を煽ろうとしたのだ。

 宝石の密輸事件に端を発してから核爆弾までの流れは非常に丁寧で無理のない運びは安心して見る事が出来る。
ボンド→宝石事件に絡むソ連将校の陰謀を阻止する。
オクトパシー→カーンらと協力して移動サーカス団を運営しながら宝石の密輸をする。



オルロフ→移動サーカス団を利用して米軍基地に核爆弾を潜り込ませる。


カーン→オルロフを支援しつつオクトパシーを裏切り、米軍基地の爆破を担う。

と、それぞれの役割もハッキリしていてわかりやすい。破綻した部分も少なく、よく練られているなぁというのが一番の感想だ。

 秘密兵器も相変わらずユニークなものが揃っている。「強酸仕込みの万年筆(盗聴器受信機能アリ)」「探知タイプとTVウォッチタイプの腕時計」「ワニ型一人用潜水艇」と実用的なのか疑問が残るものの、すべからく活躍している。しかし僕が一番気に入っている秘密兵器シーンは、終盤でボンドとQが熱気球に乗ってくるシーンだ。前述のTVウォッチを流用した液晶画面搭載で、気球部分はユニオンジャックの柄が施されている。カマル・カーン一味と戦うオクトパシーの美女軍団を助け、彼女らにチヤホヤされているQが満更でもないのが面白い。


 全体の構図がスムーズである一方味気ない部分や反対に味が濃すぎる面もある。例えば滅多に変装をしないボンドがピエロに扮して顔を白塗りするシーン。二枚目のボンドがやるからこそ諜報員としてのプライドが伺えるのだが、そこに至るまでにヒッチハイクに失敗する、おばちゃんに公衆電話を先に取られる、パトカーに追いかけまわされるというトラブルに見舞われて情けない事この上ない。その前にもターザンやったり敵に追われて間一髪のところで観光団体に助けられたり。正直、今作のボンドはあまりカッコ良くないのだ。


 前述のオクトパシーの美女軍団も曲芸のスペシャリスト揃いなのだが、屈強な兵士たちが銃を持っていながら一方的にやられる様はコメディである。終盤の山場のはずがなんとも間抜けな画になってしまった。ソ連と西側の関係がガラリと変わりそうなハードな展開が風呂敷として広がられているため、余計にそう見えるのだろう。


 オクトパシーで語るべき部分は、このくらいだろうか。あまりにも無難すぎて何も言うことがなくなってしまう映画、と受け取られると困るが半分は事実だからしょうがない。癖のある敵役でもいれば別だろうが、どれもパンチが足りない。マネーペニーの助手として登場したペネロペも本作限り。新しいMの活躍も少なく顔見せ程度。正直オクトパシーが一番レビューに困った。ユア・アイズ・オンリーから時間が空いたのもそのためである。かと言って駄作では無いのが難しいところ。つまり映画として無味無臭で「微妙」なのだ。

 余談だがオクトパシーというタイトルは「タコ」以外にも意味があり、女性は口に出す事を躊躇うだろう。事実、オクトパシー役のモート・アダムスはこの名前を嫌がった。


 敵の一人「ゴビンダ」はラストまでボンドを苦しめるカーンの手下。強敵のはずなのだが影が薄い。ほとんどスタントアクションでしかボンドと絡まなかったからだろうか?


 ボンドガール最年長のオクトパシー。演じるモート・アダムスはオクトパシーを含めた計3作で登場する。極めて異例なことだ。なお本作では珍しくボンドガールが誰も死なない。

ミリタリー
※ここでは007が使用した銃火器を中心に紹介します。全部挙げてたらきりがない!

ワルサーPPK(画像はPPK/S)


登場は少なく、紛失した事をQに伝えた。

ワルサー P5



PPKの代わりに用意された。西ドイツ警察正式採用拳銃であることから、映画の中で冷戦下を象徴する役割も果たしている。系統でいえばP38の後継にあたり、PPKよりも大きい。それでも小ぶりには違いない為スパイ用の銃としては違和感がないと思う。

AK-47



説明不要の世界的歩兵銃。数々のコピー機が作られきたのは実績の証であると同時に内部機構のシンプルさを物語っている。強靭で環境に左右されにくく、それにまつわるエピソードに事欠かない。未だに紛争地域、共産圏などで運用されている。ボンドが敵の兵士から奪って使用した。意外かもしれないが007でカラシニコフが登場したのは本作が初。

以上。次回は「007 美しき獲物たち」になります。  


2013年07月09日 Posted by ビスコ  at 17:39Comments(0)007

ダイ・ハードinジョン・マクレーン



(今回は映画のレビューじゃないです)

 なぜか急にジョン・マクレーンという人物について書きたくなった。なぜだろう。これは何かの前触れなのだろうか…?いや、気のせいだ気のせい。

 ダイ・ハードと聞いて「何それ?アニメ?」なんてトンチンカンな事を言い出す人は、ミリブロを閲覧する諸氏の中にいないと思う。世界的に有名なハリウッド俳優ブルース・ウィリスをスターダムに押し上げた、名作アクション映画なのは周知の事実だ。

 未見の方のために物語の顛末を話しておこう。ブルース・ウィリス扮するNY市警刑事のジョン・マクレーンがクリスマスに家族と会う為ロサンゼルスへ行く。迎えのリムジンに乗り、勤務中の妻ホリィがいるナカトミビル(日系企業)へ向かい再会するもビルを強盗グループに占拠されてしまい、二人は離ればなれに。トイレにいたことで拘束を逃れたマクレーンは囚われた人質を助けるため、一人で悪党に立ち向かう。

 
 ハリウッドのヒーローアクション映画のお約束、ジョン・メイトリックスよろしく一人で多数を相手にした大立ち回りが見物だが、同じジョンでもマクレーンとメイトリックスは決定的に違う部分がある。

 マクレーンは怪我をする。それも満身創痍の大怪我だ。そりゃ人間なんだから怪我くらいするだろ、と言うかもしれないがマクレーンの重傷具合は他に類を見ない。この頃のハリウッド映画は主人公が神格化され無敵のヒーローが定番だった。フィクションというメリットを最大限に活かすスクリーンの主人公たちは観衆の憧れであったし、ヒーロー像とはかくあるべきだ、と定義されていた。

 しかしマクレーンは違う。無敵どころか無様に逃げ回ることも少なくない。強盗グループの中でも抜群に腕っ節のいいカールの方がよっぽど超人だ。そんなマクレーンがどうやって物語をハッピーエンドまで持って行ったのか、が映画の見所でありマクレーンを紐解く重要なカギとなる。


 物語中盤まで、マクレーンの存在が強盗グループには知られない。もちろん何か「ジャマ者」がビルの中で動き回っているという認識はある。しかし明確に把握されないようにするため彼の頭脳は抜群の働きを見せたのだ。マクレーン最大の武器、それは「知恵」だ。といっても粗野で荒っぽい言動の目立つマクレーンは決してインテリジェンスなキャラクターではない。彼が発揮したのは「生きようとする本能=知恵」なのだ。

 マクレーンは終始裸足で行動した。そしてランニングシャツにスラックスというダサ…印象深い服装でビルを駆けまわった。そんなことをした理由はひとつ。裸足になることによって足音を立てずに済むし、着衣を最小限に抑えて身軽に行動できるようになる。ビルという環境下でのみ許されたゲリラスタイルだ。

 ゲリラ的ヒーローといえばランボーが思い出されるが、彼は軍隊仕込みの経験から得たスキルでNY市警勤務のマクレーンとは根本が違う。NY市警が「ビルに潜り込んだら裸足で飛び回れ」と教育したようにも思えない。まさに生き延びるため自ら発案した知恵だ。
 加えて彼は犯罪者の心理もよく理解していた。無線で相手を挑発して理性を失わせるなんてことは朝飯前。一味の死体を見せしめにして得体の知れない恐怖を与える、というヒーローらしからぬ行動にも出た。それらは功を奏し本来劣勢であるマクレーンを強盗たちと対等な立場にした。


 性格もヒーローとは言い難い。言葉は汚く「殺してやる!」「てめぇみてえのは、いなくなった方が世の中のためになる!」などと平気で口走る。また権力者にも屈しず、独自の倫理観もある。例えばある人質がマクレーンを無線でおびき出し、引き換えに助かろうとする場面。マクレーンは応じず、交渉した人質を犠牲にすることになっても大局は見失わず冷静に対処した。これまでのヒーローは例え結果的に犠牲者を出すとしても、その過程で人質を見捨てたりはしない。もしチャック・ノリスがマクレーンの立場だったら、これを好機に敵前に姿を現しバッタバッタと悪党を薙ぎ払い全員を無事に救出するという、ロマンティックな最善を尽くすのだ。しかしマクレーンは現実主義者である。自分を売ろうとした人質を憐れみ、自分を責めながらも多数の人命をこの手で助ける事を選んだ。

 マクレーンを語る上で欠かせないのが「“Yipee-yi-yea... mother-fucker.”(イピカイエー、くそったれ)」という台詞だ。イピカイエーはカウボーイ由来の言葉で、ロデオの時に発するものだという。また彼は劇中で犯人に「ジョン・ウェインのつもりか」と聞かれた際「ロイ・ロジャースが好きだった」と答えている。ロイ・ロジャースは西部劇で活躍した俳優・ミュージシャンで、国内における公開作品は少ないものの全米では名の知れた「ミスター・カウボーイ」だ。以上の事からマクレーンの自警主義はカウボーイ精神に倣っているといえる。

 ではカウ・ボーイとは何なのか。ずばり馬と馬車を使った物資移送業者である。今ではウエスタン映画の花形であり、治安維持機構のようなイメージだが実情はまったく違う。だがマクレーンが幼少より慕ってきたのは、スクリーンで「仁義」「ワイルド」「正義感」「使命感」を纏った開拓者だ。映画が創り上げた虚像に憧れる映画の主人公という面白い図が成り立つ。マクレーンは荒れた大地で戦うカウボーイの姿を自分に重ね奮起していたに違いない。

 かくして事件解決に孤軍奮闘したマクレーン。ホリィと無事ビルから抜け出し物語はハッピーエンドを迎える。彼の活躍に険悪な仲のホリィはすっかりホレなおす。最後は必ず勝つ、というのがわかっていてもドキドキ胸を高鳴らせながら見てしまう映画、それがダイハードだ。それまでのヒーローのお約束を破り、逆に新たなお約束を打ち出したジョン・マクレーンの功績は大きい。




そのマクレーンがなんでも近日我がGBに入隊するとか何とか…ごにょごにょ。


  


2013年07月04日 Posted by ビスコ  at 22:36Comments(2)雑談

特例措置団体ステラ女学院高等科C3部を読んでみた。



アニメ放送を間近に控えるサバゲー漫画「特例措置団体ステラ女学院高等科C3部」を購入し、読み終わったので簡単に感想なんかを。

 まず寸評から申しますと物足りない!!!です。全体的にサバゲに関する描写が希薄だし、1話毎の展開が非常に大雑把。仮に「サバゲ入門書」という立ち位置だとしても、大事な部分の説明が御座なりになっています。専門用語が飛び出すのに、何となく解説して終わっている感が否めません。マナー、ルールに関して注意する描写も見受けられるのですが、そもそも漫画内で禁を破っていることも少なく無いです。

 例えば一巻の冒頭で、おふざけの一環として至近距離でエアガンを構え合うシーン。一人はゴーグルすら装着してませんでした。なのに後々「サバゲー以外で人に向けては駄目」と言われても説得力皆無です。さらに途中ではスク水を着てサバげをするという暴挙にも。ケガの元です。大人が自己責任で悪ふざけするならまだしも、ねぇ。

 漫画なんだから、という理由で片付けていいものか僕にはわかりません。仮にこの漫画で得た知識だけでサバゲを始める人が居たら少なからず不安です。そもそも女子高生がフルサイズの電動ガンやガスガンを持って遊んでいる時点でツッコミたくなるんですが。読んだ限りでは注釈も見受けられないですし。

 あと本編中にエアガンショップ「FIRST」が登場しました。あれ、恐らく実店舗のFIRSTですよね。女子高生に嬉々として特注スコーピオン(どこを改造してあるかは不明)を販売するのって企業イメージ悪くなるんじゃ…。

 加えて気になったのはサバゲに関係ないイベントがやけに多いこと。美味しいお食事タイムや買い物のシーンが多く、劣化けいおん読んでる気分です。サバゲを題材にした日常マンガという印象のまま終始進むので、肝心のサバゲに関してはチンプンカンプン。そういった描写を省きサバゲに関わる部分をもっと丁寧に書けていれば、僕もマナーが~ルールが~、などと文句を言いません。中途半端にマナー、ルールを説明しているのが不可解なんです。結局、路線はどっちなんだと。

 アニメ化して動きのある絵になれば、多少は許容できるようになるんでしょうか。あまりアニメは見ないんですが(というか最終話まで見られない人)、サバゲということで原作を読むまでは期待していました。他にレビューして絶賛してる人って、お金でも受け取ってるんですかね?登場人物を女の子オンリーに、というのはキャッチーなんでしょうが、果たしてこの作品を見てサバゲがやりたいと思う人が出てくるのでしょうか…出てくるんだろうなぁ。スコーピオンが市場から消えるんだろうなぁ。

 どうしてサバゲに関するメディア作品って悉く失敗なんでしょう。放課後バトルフィールドとかネタで一度読んでみたいんですがAmzonのレビューでお腹いっぱいですwハイパー道楽さんで連載している「アサルトブレイク」のように、いっそ「サバゲあるある」的な内容のほうが面白いです。あれは書籍化したら買いそう…。
  


2013年07月03日 Posted by ビスコ  at 03:41Comments(2)雑談