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 Posted by ミリタリーブログ  at 

8/25定例会レポートinAGITO



 どうも、スーツなのに革靴を忘れたボンド店長です。当日は雨で床が滑り易くなっていたため結果的には正解だったかもしれません。

 そんなこんなで行ってきましたAGITOの定例会。今回同行したのはGBメンバーの

シキ(マクレーン)




そして弟



でございます。ではいつものようにAGITOさんのブログより頂戴した写真を見ながら当日を振り返っていきましょう。



 この日はピンクチームで参加。皆さん上手くてやることナッシングなゲームも結構ありました。すごい気合入っていたので、マイペースな僕らは戦力外。それでも楽しいのがサバゲの魅力ですよね。



 雨が降ったり止んだり。スーツも湿気にやられてしまいました。あと僕が007を意識している、ということを1人の御仁に気付いてもらえました。
御仁「それトム・フォードのスーツですか?」
似ているだけの安物でごめんなさいw





 今回も写真をせがまれたり、遅れて登場した時に「待たせたな!」と言って会場を沸かせた弟。ちなみにMGS3のOPやストーリーには007のオマージュが含まれています。つまり僕の方が偉いってことです。です!!!

8月はAGITO3周年ということで豪華景品が当たる抽選会が行われました。なんと僕、シキ、弟はそれぞれ景品をGET!


ドン


ドン



ドン


 1人だけ異様な笑顔の輩がいますが、お使いのPC・スマートフォンの異常ではございません。




 また弟は初のフラッグゲットも達成。午後に人数調整のために黄色チームに移ってのフラッグ戦で見事!
劣勢気味だった黄色チーム(敵にしてわかったピンクの恐ろしさ)に現れた英雄スネークの活躍ってことになるんですかね。
できすぎだろ。



 ダンボールまで被ってはしゃぎ倒しています。これでフラッグゲットをしていないのはGBの中でリーダーの僕だけ。明日から本気出す。


 しかしフラッグが取れなくても、すぐにヒットされても楽しいのがサバゲ!もう007の気分に浸れるだけで満足ですわ。次回の参加はドレスコード戦になると思います。楽しみです。ではAGITOブログで今回一番気に入っている、スタッフのマギィさんとの写真で締めようと思います。

 参加者、スタッフの皆々様お疲れさまでした!またよろしくお願いします。




  
タグ :サバゲAGITO


2013年08月27日 Posted by ビスコ  at 21:41Comments(2)サバゲ

明日はサバゲです。。

今月2回目のサバゲ。場所はもちろん?AGITOさんです。日曜定例会なので沢山の人が来そうですね。ボンドのスタイルで行くと思いますので、見かけたら声をかけてください。小道具用にカクテルグラスが欲しいw



あと関係ないですが、アニメ特例措置団体ステラ女学院高等科C3部を何となく見続けています。面白いかと言われれば微妙ですが、眼鏡で巨乳の女の子が出ているので見ています。原作よりも可愛い。おかげでG36Kがちょっと欲しかったり…。
  
タグ :雑談


2013年08月24日 Posted by ビスコ  at 18:09Comments(0)雑談

8/17定例会inAGITOレポート

今更ながら、平日のサバゲって贅沢ですよね。日本の大半の大人たちが、あくせく働いている中でエアガンを持って遊んでいるんですから。その分赤い日も働いているんですけどね!



 ちょっと話が逸れました。今月の第三月曜日に行われたAGITO定例会に参加しましたので写真を交えて簡単なレポートをしていきたいと思います!(今回はあんまり自分で写真を撮らなかったのでAGITOさんのブログよりお借りしたもの多数)



 この日はダークナイトのジョーカー(銀行強盗版)スタイルでの参加。猛暑の中ラテックス製のマスクを被り、首から上がサウナ状態でした。このままでは小顔美人になってしまう、と危惧されましたが杞憂に終わりました。



 今回同行した実の叔父さん(写真左)。PMCスタイルで軽装を活かした動き。僕と10歳以上年が離れていますが、動きだけ見れば叔父さんの方が若い、ってくらいアクティブです。この日はフラッグもGETしてご満悦。



 このマスクかなり視野が狭いです。あまりにも周りが見えていない為、前後不覚とオーナーのキングジョー氏に言われたけど左右も不覚です。ホント自分のポケットすら見下ろせません。



 しかしこの日は大量にHITを稼ぐことができました。なぜなら相棒のPPK/Sではなく借り物の電ハンG18Cを装備していたから!箱だしノーマルだけど、マジやべぇよ。素直な弾道、集団性、そして静音性で1ゲーム5HITと自己新。PPKのおかげで大分立ち回りも改善されたのかもしれない。最近HIT数とか気にしないでいたけど、これは嬉しい。

 好調の原因には相手チームに初心者の方が多かったっていうのもあります。そのためマナー面の指摘がチラホラあったけど、不注意は誰にでもあるし反省して次に活かせればOKですよね。僕もこの日一度味方を撃ってしまった…ごめんね!

 暑い中、参加者の皆様お疲れさまでした!フィールドに行くと「お、ボンド店長」「あ、どうも店長」と声をかけていただくこともあり嬉しかったです。何か気の利いた一言でも思いつけばよかったけど、暑さで頭がやられて…次に会ったときはヴェスパー・マティーニ (という名の水)でも振る舞いましょう。



 次回の定例会参加は25日(日)です。休日は仕事じゃないのかって?お盆の振り替えw
  


2013年08月23日 Posted by ビスコ  at 18:00Comments(2)サバゲ

007 ゴールデンアイ



あらすじ
 ソ連崩壊前、ソ連の化学兵器工場に006ことアレックと共に侵入したボンドだったが、責任者のウルモフ大佐によりアレックが拘束されてしまう。ボンドはやむなく彼を見捨て秘密工場を爆破し、任務を達成した。
 それから9年後。20世紀も終わりに近く、ソ連は既に崩壊していた。ボンドはモナコでロシアの犯罪組織「ヤヌス」のメンバーであるゼニアをマークしていたが、彼女と将軍になっていたウルモフは、対電磁波装甲を施したNATOの最新鋭戦闘ヘリコプター・タイガーを、デモンストレーションを行っていたフリゲート艦上から奪取・逃走する。

OPテーマ:GoldenEye

レビュー
 僕が初めて見た007映画はこのゴールデンアイだった。恐らく僕と同じ世代の男がほとんど遊んでいたであろうニンテンドー64のソフト「ゴールデンアイ」を遊んだのが鑑賞のキッカケだ。故に日本で作品としての知名度はゴールデンアイが群を抜いている。未だにジェームズ・ボンドの顔を思い浮かべて、ピアース・ブロスナンを頭に描く人は多いはず。

 しかし単にゲームが大ヒットしただけでは、ゴールデンアイは今日までファンの間で名作として語られてこなかっただろう。先に言ってしまうがゴールデンアイ以降のブロスナン007は凡作が目立ち評判も芳しくない。その一因としてゴールデンアイと比べられてしまっていることが挙げられる。この言い方はあまり好きではないが「007の人気を取り戻した映画」と囁かれているゴールデンアイの壁が高すぎるのだ。 



 ゴールデンアイはソ連の化学兵器工場での任務から物語がはじまる。007と006、2人のエージェントは破壊工作のために爆弾を設置するもあと一歩のところで006がウルモフ大佐に捕らわれてしまう。ボンドは任務を遂行するために単独で脱出。爆発する化学工場をバックにセスナ機を強奪して見事逃げ切る。このOPシークエンスは歴代でも屈指のアクションシーンだと個人的に思っている。スパイとしてのプロ意識とド派手でハラハラする演出が上手く溶け合い新生ボンドここにあり、と観客に示した。



 時は流れて9年後。現実世界と同じくソ連が崩壊し冷戦は終わりを迎えた。新しくキャスティングされた女性のMはボンドを旧時代の遺物と言ってのけ嫌みたっぷり。しかし前任のMと同様、任務に関しては信頼を寄せている。ボンドは任務のため犯罪組織ヤヌスのメンバーであるゼニア、そして同じくメンバーであり化学工場で対峙したウルモフの追跡を開始した。



 ボンドはヤヌスを追っていく過程で元同僚で死んだはずの006ことアレックと再会する。アレックは死を偽装しヤヌスのトップとして暗躍していたのだ。彼の目的は復讐、そして衛生兵器を使って世界を掌握する事。ボンドは出しぬかれヘリに拘束されるも見事脱出。しかしロシア政府に軟禁されてしまった。



 モスクワの市外を戦車で逃走するという過去最大の目立ちっぷりのブロスナンボンド。共に軟禁されていたボンドガールのナターリアはヤヌスに連れ去られ、逃げながら救出に向かう。



 間一髪で列車の爆発から逃れたボンド。彼とナターリアは決着をつけるべくキューバにいるアレックを追いかける。かつての仲間であり、今は敵対する二人。ボンドの決断はいかに?



 ボンドをサポートし続けてきたQは、配役をデスモンド・リュウェインそのままに今作も登場。用意した秘密兵器はペン型爆弾に時計型レーザー銃と小ぶりながらも非常に効果的な物ばかり。また今作からボンドはBMWにも乗る様になった。アストンマーチンの愛好家やボンドファンからは不評だった模様…。



 アレック役は若き日のショーン・ビーン。元々ボンド役で本作のオーディションを受けたのだとか。性格がイマイチ小物っぽいが、二枚目なのでブロスナンを喰わないようにした配慮なのだろうか。



 ウルモフ将軍。化学工場の時は大佐だった。ロシア政府の人間でありながらヤヌスのメンバー。鷲鼻で特徴的な顔立ち。帽子が似合いすぎて帽子を取ると別人に見える。



 悪のボンドガール、ゼニア。ゴールデンアイを初めて見た当時、小学生だった僕には彼女のエロすぎる行動に度肝を抜かれた。そして後年X-MENでジーン・グレイを好演、なんて幅広い女優だ。

 ブロスナンボンドは5代目ボンドとして華々しいデビューを飾り、彼のキャリアに一層の箔をつけた。ただ悲しい事に彼のボンドとしての絶頂はこの時点で極めてしまった。コネリーと並ぶ最高のボンドとデスモンド・リュウェインが評したように、彼自身に非は無く作品に恵まれなかったのだから仕方ない。それもそのはずで、実はゴールデンアイをはじめブロスナンが携わったボンド映画は全てイアン・フレミングの原作では無いのだ。正統で純血のボンドイズムが途絶えてしまったといえる。そういった意味でゴールデンアイが奇跡的だと言えよう。オススメの一作である。



 ボンドガールのナターリア。その活躍ぶりはボンドと比肩しても遜色がないほど。才能豊かなプログラマーで男勝りと、強い女性を体現したボンドガールだった。


ミリタリー
※ここでは007が使用した銃火器を中心に紹介します。全部挙げてたらきりがない!

FN ブローニングBDM



 ベルギーのFN社傘下のブローニング製オートマチックピストル。ハイパワーといっても口径がやけにデカかったり、使用弾薬が特殊だったりするワケではない。装填数が13、ロングマガジンで20という大容量から付けられた名前。

AKS74U



 俗に言うクリンコフ。カービンとして分類されるが、どちらかというと小型の機関銃という認識でいいと思う。発射レートがAKS74よりも速く取り回しもいい。某テロリストが使っていたりしたことから、あまりいいイメージを持たれていないような気がする。ボンドはこの銃をぶっ放しまくった。

 56式自動歩槍



キューバにてヤヌスの一員が使っていた物を使用。ロシアの組織であるヤヌスがAKではなく56式を使うのは正規軍と差別化を図るためだろうか。しかしヤヌスが列車やゴールデンアイの管制センターを所有しているあたり、資金的に余裕そうなんだからわざわざ性能の劣る56式を採用しなくても…と思わんでもない。

以上。次回は「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」になります。  


2013年08月18日 Posted by ビスコ  at 16:46Comments(0)007

ウェスタンなゲーム

 お盆に入ったからといってどこに行くわけでもなく、悶々とサバゲを待つ日々。モンモン。職業柄で盆休みも無く、皆さんが仕事を再開した頃あたりに休日となるわけだけど先週はどうにも暇で、休みはいらんからエアガン代分働かせてくれ!なんて守銭奴と化していた。

 そんな時、PS3で見つけたシングルFPSのDL専用ソフト


「コールオブファレス・ガンスリンガー」



 一言で言うなら西部劇やダイムノベルの世界に没入できる面白いゲームだった。主人公は腕利きのガンマン。ステージ攻略型で彼の半生を追っていくカタチ。途中に出逢う人物にはビリー・ザ・キッド、ジェシー・ジェームズといった有名なアウトローが名を連ねている。



 トゥーン・レンダリングで描かれた濃い~背景、キャラクターがカッコイイのなんの。何より登場する銃器が西部劇では欠かせないSAA、ウィンチェスターライフル、水平二連式ショットガン、そしてガトリングと抑える所をキッチリ抑えている。といっても、あくまでモデルとなる銃が登場するだけで実銃では存在しない。まぁSAAなんてとっくにライセンスフリーだし細かいことは無しにしよう。



 リロードの挙動がゾクゾク、二丁拳銃で敵を一掃してゾクゾク、敵をスローモーションにして確実に眉間を抜いてゾクゾク。もうゾクゾクしまくること受け合い。スキル制でレベルが上がるごとに特技を覚え、段階ごとに銃も変化していく。象牙グリップやら金銀ピカピカのド派手な装飾。こういった武骨さとは無縁な銃が嫌いな人には合わないだろうが、僕は辛抱たまらんね。



 日本人にはあまり縁のない西部劇。ブラピ好きなので過去に「ジェシー・ジェームズの暗殺」を見たくらいで、僕もこのゲームをはじめるまでは興味ゼロだった。が、今では俄然コルトS.A.Aが欲しくなってきたから、ヒジョーに困っている。とりあえずガスガンにするかモデルガンにするかマルシンのXカートリッジにするかタナカのペガサスシステムにするか…でも買えるのは来年の春くらいだろう。TSUTAYAで荒野の七人を借りるのは確定だ。とにかく、それだけ西部劇に引き込む魅力のあるゲームだった。

 体験版もあるし、製品版も価格が2000円しないので興味があればお試しあれ。
  
タグ :ゲーム雑談


2013年08月14日 Posted by ビスコ  at 20:00Comments(0)雑談

007 消されたライセンス



あらすじ
 親友であるCIAのフェリックス・ライターの結婚式に向かう途中、「サンチェスが現れた」とDEA(Drug Enforcement Administration=麻薬取締局)の連絡を受け、ボンドとライターは現場に向かう。サンチェスはDEAが長年追っている麻薬王だったが、自身の人脈で固めた地元を離れてアメリカ領内に姿を見せたということは、二度とない捕獲のチャンスだった。

ボンドとライターは、サンチェスが逃走に使ったセスナをヘリコプターで釣り上げ捕らえ、スカイダイビングで花嫁デラが待つ教会に降り立った。

OPテーマ:License To Kill

レビュー



 本作のストーリーは歴代のボンド映画の中でも珍しい部類に入る。女王陛下の忠実な僕であるボンドが任務を放棄して私怨に走るのだ。盟友フェリックス・ライター(当ブログではあまり取り上げなかった人物だが、いずれ彼に関したまとめ記事を書きたい)と共に長く追い続けている麻薬王サンチェスを捕らえ、新たな伴侶デラとの結婚式を挙げた直後のことである。金に吊られた捜査官がサンチェスを逃がし、その一味がライター夫妻の自宅を襲撃したのだ。



 ボンドが駆けつけたときには、妻デラは殺されフェリックスはサメに手足を食べられ…と無惨な光景が広がっていた。怒りに震えるボンド。こんなにも感情を露わにしたのは初めてだ。こうして復讐劇がはじまる。



 もちろんMI6の上司であるMはボンドの行動を容認できるはずもなく、殺人許可証を取り上げる。まさに「License To Kill」だ。ちなみにMがボンドを連れてきた場所はヘミングウェイ記念館。PPKを取り上げられる時「武器よさらば、か」と言うボンドが憎い。


 
 ボンドはまず裏切り者の捜査官を殺す。フェリクッスの意趣返しだ。



 サンチェスのビジネスパートナー「クレスト」。彼の死にざまはボンド映画史上で1,2を争うほどグロイ。全体的にハードな演出が目立つ本作においても強烈な印象を残した。こういった要素を嫌ったファンも多い為、消されたライセンスの評価は二分されている。



 サンチェスの手下である殺し屋「ダリオ」。なんと本作で映画デビューした若き日のベニチオ・デル・トロなのだ!ユージュアル・サスペクツ、トラフィック、そして近年ではチェ・ゲバラと数々の映画で活躍しているデル・トロ。特にゲバラは痺れたなぁ…映画は長くて疲れたけど。

 

 彼が本丸のサンチェス。ボンドの巧みな作戦で踊らされるも、残虐性や狡猾さがいい味を出している。サンチェスとの決着をつける際に、ボンドはライター夫妻からプレゼントされたライターを使う。そういう演出や伏線の回収が「消されたライセンス」の醍醐味だ。

 もう少し内容について触れたいのだが、如何せん本作は長く中身が濃すぎる。山場の盛り上がりも異様で「ここで決着か!?」と思ったら一歩で逃したり。またボンドが自身の身分を逆手にとってサンチェスに取り入ったり、前半のクレストとの悶着を利用してサンチェスに疑念を持たせたり。とにかく集中して見ないと置いてきぼりをくらいかねない。つまるところ解説していたら前後編に分けなければならないのだ。もっとも冗長といえるような「ダレ」はなく緊張感を持続させる流れは見応えがある。もし時間に余裕があれば、そうお盆中なんかにガッツリ見るには最適な映画だ。

 さて消されたライセンス、公開時の興行成績やハードすぎる内容から不当な評価を受けてきた。事実、次回作のゴールデンアイが製作されるまで5年以上の期間が空いてしまい、ダルトンボンドが不人気だというイメージすら付いて回った。しかしアクションは現実味を帯びながらも派手、ボンドが行き当たりばったりではなく綿密に作戦を立て遂行していく純粋なエージェントっぽさ(の割にエージェントの資格ははく奪されているが)など従来とは違った楽しみ方がある貴重な一本だ。

 

 さらにQの活躍の多さも見どころである。水先案内人や運転手とボンドを前線でサポート。休暇ということで個人的に協力しているのだ。ボンドとQの奇妙な友情はこれまでにも垣間見えていたが、ここまでハッキリ見せてくれるのは嬉しいファンサービス。もちろん秘密兵器もバッチリ登場。歯磨き粉チューブ型爆弾にカメラ型狙撃銃。そしてQが使ったほうき型通信機。



 以上のことから個人的には消されたライセンス、ならびにダルトンボンドはかなり好きである。冷戦下最後のボンドという節目の作品でありながら、あまり陽の目を浴びる事がない映画だが近年では「女王陛下の007」のように見直されている傾向にある。次回作からキャストがQ以外一新で、残念ながらダルトンボンドは見納め。新生ボンドのフレッシュな幕開けと、旧時代の体制の終焉を味わった歴代史上最高にワイルドなボンドだった。



 ボンドが最初に出逢うボンドガール・ルペ。サンチェスの情婦であるが、実際は彼に怯えて従っているだけ。ボンドと協力し愛を告白するも最後はなぜか大統領とくっつく。もう一人のボンドガール・パメラの噛ませ?



 そのパメラ。元陸軍パイロットという経歴の持ち主でフェリックスの協力者であった。すぐにやきもちを焼くが、美人だから許せる。最後はプールでボンドと結ばれる。中々ロマンチックだった。

ミリタリー
※ここでは007が使用した銃火器を中心に紹介します。全部挙げてたらきりがない!

タウルス PT92



 ブラジルのベレッタ。フェリックスが所持していたのを借用。セーフティレバーの位置やグリップの形状が本家と違う。粗悪なコピー品ではなく、高品質なライセンス生産モデルだが知名度は低い。にしても、ベレッタや1911といったアメリカ的なオートマチックピストルが似合わないなボンド。

ベレッタsM950



 パメラの物を借用。初期に使用していたベレッタ M1934 よりもさらにスケールダウンした護身用銃。かなり小さい。パメラはその魅惑的な太ももにホルスターを付けて忍ばせていた。いわゆるシングルアクションで殺傷力も低く戦闘には不向き。

以上。次回は「007 ゴールデンアイ」になります。  


2013年08月13日 Posted by ビスコ  at 19:54Comments(0)007

why so serious?~ジョーカー装備を集めよう 衣装編・後~

「I believe whatever doesn't kill you simply makes you... stranger.」


 ジョーカーは押し入った銀行の支配人に向かって「困難に遭った人間は、イカれる」と言ってのけた。ニーチェの格言「That which does not kill you makes you stronger.」のもじりだ。ジョーカーは自身の過去を語る際、まったく要領を得ない。しかしこの言い分から察するに彼の過去に壮絶な出来事があったことは容易に想像できる。ジョーカーを紐解く重要な台詞だ。ちなみに支配人役の俳優はBHDでサンダーソンを演じたウィリアム・フィクトナー。端役ながらも存在感のある演技だった(人相が違いすぎて最初は気付かなかったほど)。


 さて後編は「安物じゃないスーツ」についてだ。ジョーカーと言えば紫のコートにエメラルドのベスト、ペンタゴンのワイシャツのイメージの方が強い。奇抜で一目見たら忘れられない出で立ちだろう。



 残念ながらこちらのコートやスーツも全て映画のために作られた特注品。既製品で探すとなると不可能に近い。特に紫のコートなんか製造するブランドは、一部の富裕層に向けた突飛な物しか見当たらない。

 国内におけるダークナイト人気は決して低く無いが、海外のそれと比べると段違い。本国での熱狂ぶりは凄まじく、行き過ぎたファンがジョーカーを騙り銃乱射事件を引き起こしたのも記憶に新しい。本当に傷ましい事件でファンの一人として憤慨した。

 話を戻し何が言いたいかというと、日本に無くても海外の製品でコスプレ衣装があるということ。しかも公式認定グッズとして販売されている。日本国内に流通しているのはRubies Costumes というメーカーの製品で2種類存在する。コート、ベスト、ネクタイ、ワイシャツ、ズボンが入った10000円のもの。それに加えてウィッグとメイクアップ道具とグローブがセットになった20000円の代物だ。



 というわけで僕は試しに20000円のセットを購入してみた。なるほど、これだけで一式揃ってしまう。写真を見る限りそこそこ出来も良さそうだが…。
(以下実物の写真。見づらくて申し訳ない。いいカメラが欲しい)



 実際手元に届いてガッカリした。まずコートの丈が短い。Mサイズを購入したのだが、これ以上丈が欲しいならサイズを上げろということか?言わずもがなアメリカンサイズの衣装はかなりウェストが広く作られている。



 正直Mサイズでもブカブカなのに、Lなんて履いたらゲーム中にパンツ一丁になってしまう。加えてベルトを通す穴が無いためサスペンダーで吊るす必要がある。落ちはしないが見た目は格好悪い。





 またベストは正面からの見てくれがかなりイイ。しかし裏は何故かヒラヒラしている。ペンタゴンのワイシャツはデザインの再現度が高い。しかし裁縫が雑すぎて穴にボタンが入らなかったりで、自分で手直しした。そしてネクタイなど論外だ。



 セット品である手袋も満足できる代物ではない。まず生地が厚くてエアガンのトリガーを引く事さえ困難なのだ。ゲームで使用する事を前提していないのはわかるが、もう少し品質を上げてもらいたいところ。

 以上のことからこの商品は「ナシ」である。他に選択肢がないため止むを得ず、という場合のみ苦心の上で買うべき製品だ。それにしてもハイクオリティな衣装を求めたい、となるとオーダーメイドとなる。色々なショップで依頼できるが相場は5万円~と次世代電動ガンもビックリの価格。


 そこで目を向けたのはセカイモン(ebay)に出品されている商品だ。かなり映画に近いコスチュームセットである。値段も輸送費を含めて30000円ほど。かなり現実的な価格だ。セカイモンには他にもファンメイドのコスチュームセットなど愛とクオリティ溢れる商品も見受けられる。まぁ写真の見てくれの良さが判断材料にならないことは勉強済み。何にせよ覚悟を持って注文する必要がある。そのうち購入したらレビューしたいと思う。

 ジョーカーのコスチュームは困難を極める修羅の道。正直、007の方が楽だった。なおジョーカーが履いている靴は黒の革製で、別段変わった点は無い。唯一の良心と言えよう。欲を言えばつま先から刃が飛び出して欲しいものだが…。  


2013年08月08日 Posted by ビスコ  at 20:00Comments(2)エアガン・装備

why so serious?~ジョーカー装備を集めよう 衣装編・前~

「why so serious?」

和訳すると「なんでそんなに真面目なんだ?」もしくは「なんでそんなに真剣なんだ?」となる。映画史に燦然と輝く名作「ダークナイト」に登場した狂気と混乱の使者「ジョーカー」が、マフィアの口にナイフを入れながらこの言葉を吐いた。その時に字幕に出たのは「なんだ、そのしかめっ面は?」だった。



 さて、僕が映画に順位をつけるなら間違いなく「ダークナイト」を1番に持っていくだろう。007じゃないんかい!というツッコミはさておき、これまでにダークナイトを語ってこなかったのは「あんまりミリタリーに関係ないし、好きすぎて反対に恥ずかしい///」という下らない理由からだ。

 あえてダークナイトを避けてきたのだが、今度のサバゲの衣装を考えていた時に「007のようなヒーローじゃなく悪役もやってみたい」という欲求に駆られてしまった。必然的に大好きな映画の悪役、つまりジョーカーのスタイルで遊びたくなる。そして何がなんでも装備を収集したくなり、それをブログでひけらかしたくなる。本当はサバゲ当日まで黙っていようとも思ったのだが、そもそもこんなマイナーなブログに公開しようがしまいが影響は無い、という結論に至ったので好き勝手に書いていくことにする。

 今後僕のようにジョーカーのスタイルでサバゲをしたいという方は是非参考にしてほしい。

 まず手始めに衣装から紹介して行こう。銃じゃないんかい!という至極もっともなツッコミはさておき、プロップガンは色々なところで紹介されているから別に後回しでもいいのである。何より見つからなくて困る物、実際に探していて苦労している物を優先的に書いていきたい。

 ジョーカーが劇中で着ているスーツは2種類ある。劇中の言葉を借りるなら「安物のスーツ」と「安物じゃないスーツ」だ。まず「安物のスーツ」は何を指すのかというと、冒頭の銀行強盗で着用していたスーツだ。



 ヨレヨレでいかにも着古しています、といったスーツだがこれもちゃんと映画用に製作されたもの。安物じゃ済まない。このくたびれ具合を再現するには骨が折れる。まず形状記憶系の質の良いスーツはアウトになる。生地も多少ゴワゴワしていて見っともないくらいがちょうどイイ。

 このゴワゴワがサバゲで運用するときの曲者だ。なにせ動き回って汗をかく遊び。できれば丈夫で薄いストレッチタイプが好ましい。しかし劇中のスーツの野暮ったさとはかけ離れた代物になってしまう。サバゲで何度かスーツを着た僕にはわかる。夏は地獄だ。



 さらに問題なのがスーツの色。一見グレーのように見えるが光や影の具合で所々紫っぽく見えるシーンがある。素材の問題か何かはわからないが、その仕様に拘ると探すのが大変だ。



 ブルーレイだろうがDVDだろうが、その色合いの変化は同じだった。参考までにフィギュアは明るめの灰色である。雰囲気はバッチリだが映画とまんま同じではない。銀行強盗スタイルは案外骨が折れるのだ。ボタンは2つ、センターベントでグレーであれば概ねOKである。



 次にワイシャツを見てみよう。白地に黒のストライプ、その間に細かいダイヤと幾何学模様が並んでいる。しまむらに売っていそうなデザインだが、探すとなると大変。自分でフェルトペンでも使って描いた方が早いんじゃないかと思うほど。なので適当なストライプ柄で妥協するのもアリ。



 最後は靴だ。スーツを着ているのだが履いているのは何とスニーカー。海外のファンが似ている商品を探し出していたので、画像だけは見つかった。が、売っている場所はわからない。濃いブラウンで甲の部分に白いラインが入っているならOKだろう。

 この時のジョーカーはネクタイをしていない。なので他に必要な物は黒い革手袋とベルトだけ。後は言わずもがなクラウンマスクだが、色々なメーカーが発売しているため別の記事で改めて紹介しよう。

 さて銀行強盗ver.で集めるべきものは少ないように見えるが、さらに小道具も必要になってくる。それも映画の雰囲気を楽しむには外せない要素だ。しかし上記の物を全て用意できれば準備は8割終わったも同然。とにかく似ているスーツとワイシャツが見つからないのだ。



ちなみに僕はこんなのを買った。色合いといいゴワゴワ感といい写真で見る分には結構似ている気がする。もちろん中古なので着古した感もある。若干光沢があるのが気になるが、○千円だし文句は無い。実際手元に届いたときに印象は変わるだろうが。なお総裏地の冬用なのでサバゲ中は体調管理に気をつけたい。

 …と、まぁこんな具合に007のレビューなんかと並行しながら紹介していこうと思う。「ミリタリーブログ」の主旨から若干外れている気もするがサバゲのための装備ということで容赦願いたい。


なお掲載されいている画像の権利は全て著作者様に帰属しています。異議申し立てがあれば即刻削除いたしますので、ご連絡下さい。速やかに対応いたします。  


2013年08月03日 Posted by ビスコ  at 20:03Comments(0)エアガン・装備